アスus 見てきました 

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最近気になっていた、「アス us」という映画を見てきました

 

この作品の監督はジョーダン・ピール

前作は「ゲットアウト」です

 

 

 

「ゲットアウト」は黒人への逆差別を描いた非常に興味深い映画でした

 

 

逆差別って何?と思った方のために説明すると

 

以前のアメリカでは、アフリカ系アメリカ人(黒人)に対して、蔑んだ差別でした

 

例えば、「黒人はブルカラーの労働者であるべき」「黒人は白人よりも権威的に下である」といった感じです

 

 

つい、最近になってトランプ「白人至上主義」について言及し物議をかもしたアメリカですが

 

21世紀に入ってアフリカ系アメリカ人に対する偏見は良くないとの認識が広がり

差別する人はかなり減ったように思います

 

 

ですが、「差別してはいけない!」という認識が強すぎるあまりに

逆にアフリカ系アメリカ人に対して「いい筋肉してるね」「足速そうだね」「強そうだね」

などの認識が強まりました

 

これが、近年問題になっている「逆差別」です

 

 

「ゲットアウト」では見事にこの逆差別が描かれていました

 

 

なので、今作「アスus」もかなり楽しみにしていました!

 

 

まず、感想から言うとかなり良かったです!

 

ジョーダン・ピールはpolitical correct と言われる偏見や差別、社会問題を綺麗事抜きでそのまま描くという作風です

 

この作風が自分がかなり好きだからだと思います

 

 

ここからは少しネタバレになるので、見たい方は引き返してください!

 

 

 

まず、映画のテーマとしては「アメリカ社会の格差」です

 

この、かなり広いテーマだけあって映画での数時間で全てを理解するには

アメリカ社会の格差」についてある程度知らないとただのホラー映画になってしまうと思います

 

 

 

アメリカ社会の格差」とはなんなのか?

 

それは経済格差です

 

アメリカはは完全なる資本主義国です、それゆえに経済力次第で人の人生が大きくきまってしまうのです

 

例えば、貧困の家庭に生まれた子どもは学校に行くお金がないので、教育を受けることができません

 

その結果、大人になってもスマートな言語を話すことができず

話せないので、肉体労働つまりブルーカラーの仕事につき、

その子どももまた貧困という負の連鎖です

 

 

かなり、ざっくりな説明ですが映画ではかなり細かい部分にまで格差とういものが描かれていました

 

 

 

最後に、この映画を見て強く思った事は

 

誰かの幸せは誰かの不幸によって成り立っているのかもしれない

 

です

 

 

久しぶりの投稿でしたが、最後まで見ていただきありがとうございました